1. 独自のファッションブランドを立ち上げるデザイナー

独自のファッションブランドを立ち上げるデザイナー

ファッションデザイナーとして活躍している方々の多くは、特定のアパレル企業に雇用されて、または既存のデザイン会社に所属して会社員として仕事をしています。

(企業内デザイナー)会社員として仕事をすることには制約もありますが、生活が保障されることは大きな魅力です。

アパレル会社では毎シーズンごとに新作を発売しますので、デザイナーは通年仕事がある状態です。

企業内デザイナーは、ファストファッションのように大量生産される洋服のデザインに主に携わっていますが、これとは反対に、特定のクライアントから個別に依頼を受けて、その人のために1点ものの洋服を制作するデザイナーもいます。

企業内デザイナーと対極にあるのがオートクチュールデザイナーと呼ばれる人たちですが、このオートクチュールデザイナーはデザイナーのなかでもごく一部。

卓越したファッションセンスや信頼性、知名度がなければ、高価な洋服を注文してもらうことができません。

ここではファッションデザイナーの独立ややりがいについてまとめています。

企業内デザイナーが独立する方法

どんなに売れっ子デザイナーでも、ファッションデザインの基礎的知識や仕事の流れ、仕事のコツなどを勉強せずに、突然独立して売れるわけではありません。

必ずどこかの企業やデザイン会社に所属して下積み時代を経験し、それから独自ブランドを立ち上げています。

企業内デザイナーは、自分の本当に作りたい洋服を作るというよりも、企業イメージにあった洋服を流行や季節も取り入れて妥協しながら制作する作業になります。

そのため「もっと自由な発想で、もっと自分らしいデザインを実現したい」と考える方は、独立してあらたにブランドを立ち上げるという選択になります。

独自ブランドを成功させるために

独自ブランドを創ることはとくに難しいことではありません。

最初にブランド名やロゴマークを考え、それを商標登録します。

それと並行して商品のタグなどを制作し、商品を作成すれば独自ブランドの成立です。

ところが問題は、無名のデザイナーがデザインした洋服を誰が買ってくれるのか?ということ。

有名なセレクトショップで扱ってくれればそこから火がつくかもしれませんが、無名デザイナーの洋服を好んで買ってくれる方はなかなかいません。

今は実店舗よりもネット販売の方が好調なので、ネット販売に特化するという方法もあります。

店舗が必要ですと、どうしても毎月の家賃や人件費、光熱費などがかかるため、経費分を製品に上乗せしなければならないのは不利になってしまいます。

今は洋服に高額なお金をかける人が減っているため、ネット販売でコストをかけずに流通させるのは良い方法です。

多くの方々から支持されるブランドに育てることも、デザイナーのやりがいのひとつと言えるでしょう。